神戸の中華街「南京町」と「神戸ルミナリエ」
神戸の中華街「南京町」と「神戸ルミナリエ」

神戸の中華街「南京町」と「神戸ルミナリエ」

今回の有馬ナビでは、神戸の中華街「南京町」の観光スポットと「春節祭」、「中秋節」の情報、神戸の冬の風物詩「神戸ルミナリエ」をマップ入りでご紹介します。
神戸の中華街「南京町」には、関帝廟などの史跡と、豚まんの老祥記などのお店がたくさん並びます。また、毎年開催される春節祭、中秋節には、多くのお客様が訪れます。 また、神戸の年末恒例行事となった光の祭典「神戸ルミナリエ」は、12月12日(金)〜25日(木)の2週間にわたって開催されます。今回の有馬ナビでは、神戸ルミナリエと、その会場に隣接したミナト神戸の観光スポット、"南京町"をご紹介します。
神戸ルミナリエや南京町をお楽しみの後は、日本三名泉・三古泉の一つとされる有馬温泉へ是非お越し下さい。神戸市内から有馬温泉へは、地下鉄・神戸電鉄で約30分です。



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神戸の中華街「南京町」と「神戸ルミナリエ」マップ


神戸ルミナリエ

今年で9回目の開催になります。2003年神戸ルミナリエのテーマは、“光の地平線、ORIZZONTEオリッゾンテ”
(イタリア語 → 英語ではHorizon)です。

神戸ルミナリエ 作者からのメッセージ
夢をいだき、彼方へ、光の旅は、はじまっている。地平線に、繰り返される約束として日が昇る様に、神戸の希望の光は、輝く冬の象徴となった。まちと人を照らす、大地の星たち。

神戸ルミナリエ「ルミナリエ」というのは、イタリア語の“ルミナリア”の複数形で、小電球で作られたイルミネーションを意味します。ルミナリエ作品は、ヨーロッパ・バロック時代(16世紀後半、ルネッサンス末期)に盛んに創られた祭礼・装飾芸術の一つとして誕生した、光の魅力を駆使した建築物を起源としています。光の持つ精神的価値と祝祭性を包含し、現在の形態である電気照明を用いた幻想的な光の彫刻として創作されるに至りました。神戸ルミナリエ

「神戸ルミナリエ」はイタリアのアートディレクター、ヴァレリオ・フェスティ氏と神戸市在住の作品プロデューサー、今岡寛和氏による“光の彫刻作品”で、阪神・淡路大震災から11ヶ月後の95年12月に初めて開催され、震災で打ちひしがれた神戸の街と市民に大きな感動と勇気、希望を与えました。閉幕直後から市民や各界から継続開催を求める強い声が寄せられ、都市と市民の希望を象徴する、神戸の冬の風物詩として定着するようになりました。


開催期間 12月12日(金)〜25日(木)
点灯時間 平日 18:00頃〜22:30 (土日祝17:30頃〜22:30)
※ただし、荒天・混雑状況により点灯時間を変更する場合があります。
アクセス お車でお越しの場合は、周辺の道路が非常に混み合いますので、有馬温泉にチェックインされた後、神戸電鉄と地下鉄・北神急行で会場までお出かけになることをお勧めします。
問合せ先 神戸ルミナリエ運営事務局
TEL:078-391-6371(12月25日まで)
URL:http://www.kobe-luminarie.jp/index.html
TEL 078-904-0309

<写真は昨年までのルミナリエの様子です。>
神戸ルミナリエ 神戸ルミナリエ 神戸ルミナリエ 神戸ルミナリエ


神戸南京町(中華街)

神戸南京町(中華街) 南京町の誕生は、1867年の神戸港開港まで遡ると言われています。当時、神戸にやって来た華僑の多くが元町の南エリアに住居を構え、付近に料理屋や洋服屋、豚肉屋、漢方薬店など様々な商店を開店させたのが南京町の発祥とされています。昭和初期には、「南京町に行けば、何でもある」と言われるほどの品揃えで賑わいを見せ、全国各地から買物客が訪れたと伝えられています。神戸南京町(中華街)

その後、戦災などで衰退していましたが、80年代になると、南京町の復活を目指して、現在の南京町の基礎づくりが開始されました。間もなく、かつての繁栄ぶりを取り戻した南京町は、中国風の景観づくりや、中国の新年行事である“春節祭”の開催で、その人気度が全国的に高まりました。



神戸南京町の観光スポット

| 長安門 | 南京町広場 | 中国獅子 | 南楼門 | 臥龍殿 | 関亭廟 |

神戸南京町 長安門
 
神戸南京町 長安門 神戸南京町 長安門南京町のシンボルである長安門(楼門)は、日中両国の平和と友好を願って、中国政府が海外に輸出することを許可した第一号の“漢白玉楼門”です。北京の少し南に位置する河北省石家荘に産出する大理石を“漢白玉”と呼びます。楼門の柱型には、この大理石を用いて、無数の龍と雲の彫刻が施されており、約100名の工程師が一年半の歳月をかけて制作しました。屋根は黄色い瓦葺きで太陽に照らされると金色に輝いて見えます。中国における石刻芸術のレベルの高さを示す見事な楼門です。
 
神戸南京町 長安門 神戸南京町 龍泉閣スタッフ 神戸南京町 龍泉閣スタッフ 神戸南京町 パントマイム
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神戸南京町 南京町広場
 
神戸南京町 南京町広場 南京町の中心に南京町広場があり、公衆電話ボックスまで中国風の外観になっています。広場にある小財神像の「財財(サイサイ)」ちゃんと、「来来(ライライ)」ちゃんに触ると、幸せになれると言われています。13体ある石像は十二支+パンダです。


神戸南京町 南京町広場
 
神戸南京町 南京町広場 神戸南京町 南京町広場 神戸南京町 南京町広場 神戸南京町 南京町広場
神戸南京町 南京町広場 神戸南京町 南京町広場 神戸南京町 南京町広場 神戸南京町 南京町広場
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神戸南京町 中国獅子
 
神戸南京町 中国獅子
左右の獅子は全く同じに見えますが、足の部分をよく見ると、微妙に違っています。
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神戸南京町 南楼門
 
神戸南京町 南楼門
南京町の南端に位置し、あまり目立ちませんが、よく見ると豪華な出来栄えです。
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神戸南京町 臥龍殿
 
神戸南京町 臥龍殿
南京町の九龍街にあります。なかなか豪華な外観ですが、実は公共トイレです。
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関亭廟
 
お問合せ TEL.078-341-2872
入場時間 9:00〜17:00
その他 年中無休、入場無料
関亭廟 龍泉閣スタッフ
南京町から北西に約20分歩くと、関帝廟と呼ばれる、神戸に住む約9千人の中国系市民が信奉する寺院があります。朱塗りの柱と、青い屋根瓦の山門が中国風の雰囲気を醸し出しています。関帝とは、「三国志演義」の中で蜀の劉備を助けて活躍した関羽のことで、魏呉連合軍に挟撃され戦死した歴史上の人物です。宋代以降、軍神として祀られるようになり、信義を重んじ約束を守る人であったため、財神としても信奉されています。関帝廟は中国に数多くあり、中国外でも華僑のいる地域ではよく見かけます。日本では、函館、横浜、大阪、長崎、神戸にそれぞれ建てられています。関亭廟
神戸の関帝廟は1888年、現在の東大阪市布施にあった長楽寺がここに移され、華僑のための寺とされたのが始まりです。また、この時に、関帝・十一面観音・天后聖母「媽姐(まそ)」が祀られましたが、戦災で焼失しました。1948年に再建され、現在では華僑の親睦・互助団体である(社)中華会館の公有財産として管理されています。寺院ではありますが、宗派・信仰・参拝様式などの規定はなく、誰でも自由に参拝できます。
陰暦の7月13〜16日の盂蘭盆会(うらぼんえ)は、1年で一番にぎわいます。「冥宅(みんたく)」と呼ばれる、紙と竹で作られた飾り物の家に故人が生前好きだったものや、欲しがっていたものを供えます。16日の夜12時に冥界の門が再び閉まると言われており、夜11時にお供えの家などを燃やして、ご先祖があの世で何不自由なく暮らせるよう祈ります。
 
関亭廟 関亭廟 関亭廟
関亭廟 関亭廟 関亭廟
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南京町のイベント
神戸南京町 春節祭
 
春節祭は陰暦のお正月に行われる南京町最大のお祭りで、神戸市地域無形民俗文化財に指定されています。中国では農耕の目安として昔ながらの太陰暦が使われており、その元日を『春節』として祝います。獅子舞、龍踊りなど多くの出し物でにぎわい、大勢の市民が参加し、全国から見物人が集まるミナト神戸の真冬の風物詩となりました。オス龍(ロンロン)や、メス龍(メイロン)の踊りが町を練り歩き、獅子舞が盛り上げます。食通にも本場の中華を堪能できる屋台や出店がいっぱい出ます。

神戸南京町 中秋節
 
中秋節は陰暦の8月15日(十五夜)に農作を祝うお祭りで、獅子祭と食宴祭の2本立てです。中国では、元日は春節、端午は夏節、中秋節は秋節、冬至が冬節というように4節句があります。中秋節は春節に次ぐ大節句で、月餅・果物などのお供えをして月を拝み、また、秋の収穫を祝って、地の神様を祀る日とされてきました。

この時期の満月は1年中で最も完全な円に近く、美しいと言われています。満月の丸い形は円満、完全などを意味し、儒教の教えによって親を大切にする中国では円形に食卓を囲むことから家族団欒にもつながると、月は古くから崇拝されてきました。南京町では、春の春節祭と対をなす秋のお祭りとして「中秋節」を祝います。


南京町のお店

| 新生公司 | 紅星 | 燕楽 | ヌー村 | 妹妹 | 空龍 |
| 東栄商行 | 好好PART1 | 五星餃子 | 老祥記 | 群愛飯店 |

神戸南京町 新生公司
 
神戸南京町 新生公司新生公司は、南京町の入口にある焼豚のお店です。神戸のお土産に手作りの焼豚は、いかがでしょうか?

連絡先 TEL.078-391-5859
営業時間 9:00〜17:00
定休日 無休
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神戸南京町 紅星
 
神戸南京町 紅星紅星は、たくさんの素適なチャイナ服が販売されています。龍泉閣スタッフは可愛らしいチャイナ帽子を買いました。今回は、この帽子を被って南京町をご案内します。神戸南京町 紅星

連絡先 TEL.078-321-5523
営業時間 10:30〜19:30
定休日 不定休
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神戸南京町 燕楽
 
神戸南京町 燕楽燕楽は、南京町には店先に屋台がたくさん出ています。フカヒレ・ラーメンをいただきました。とっても美味しいです!神戸南京町 燕楽

連絡先 TEL.078-332-3766
営業時間 11:00〜 売り切れまで
定休日 無休
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神戸南京町 ヌー村
 
神戸南京町 ヌー村ヌー村は、手作りにこだわるお店です。アイスクリームの天ぷらをいただきました。神戸南京町 ヌー村

連絡先 TEL.078-327-3053
営業時間 平日 11:30〜15:00、
    17:00〜22:00
土日祝 11:30〜22:00
定休日 木曜日
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神戸南京町 妹妹
 
神戸南京町 妹妹妹妹には、中国の可愛い服がいっぱい揃っています。低価格のチャイナ・ドレスもあります。

連絡先 TEL.078-334-3280
営業時間 11:00〜20:00
定休日 無休
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神戸南京町 空龍
 
神戸南京町 空龍空龍には、男物の中華雑貨が揃っています。Tシャツや武術用品もあります。店先には、銅鑼も置いてありました。神戸南京町 空龍

連絡先 TEL.078-332-5060
営業時間 11:00〜20:00
定休日 無休
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神戸南京町 東栄商行
 
神戸南京町 東栄商行東栄商行には、新しい中華雑貨やチャイナ服がお店いっぱいに飾られています。神戸南京町 東栄商行

連絡先 TEL.078-334-1808
営業時間 11:00〜19:30
(土日祝 〜20:00)
定休日 無休
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神戸南京町 好好PART1
 
神戸南京町 好好PART1好好PART1は、子供服専門店です。親子でチャイナ服を楽しみましょう!神戸南京町 好好PART1

連絡先 TEL.078-392-8080
営業時間 11:00〜20:00
定休日 無休
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神戸南京町 五星餃子
 
神戸南京町 五星餃子五星餃子の店先で天津甘栗ソフトアイスをいただきました。神戸南京町 五星餃子

連絡先 TEL.078-325-1400
営業時間 11:00〜20:00
定休日 火曜日
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神戸南京町 老祥記
 
神戸南京町 老祥記神戸南京町 老祥記
連絡先 TEL.078-331-7714
営業時間 10:15〜18:30
(売り切れまで)
定休日 月曜日

中国で、「天津包子(テンチン・パオツー)」と呼ばれる饅頭を、味・名称ともに日本人に馴染むものにしようと考え、“ブタマン”を生み出したのが“元祖・豚饅頭の店”、老祥記です。「神戸のブタマンジュ屋」と呼び親しまれてきた老詳記ですが、“老祥記”という名で広く知られるようになったのは、最近のことです。開店当時は中国の船員さんが故郷の味を求めて集まる憩いの場でもありました。当時、新聞にも取り上げられ、以来、店先にはいつも行列が見られます。饅頭の中身は豚バラ肉のミンチ+におい消しのネギを醤油で味付けしたものです。老祥記の豚まんの秘密は、この中身を包む『皮』にあります。

神戸南京町 老祥記 神戸南京町 老祥記 神戸南京町 老祥記
神戸南京町 老祥記 神戸南京町 老祥記 神戸南京町 老祥記
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神戸南京町 群愛飯店
 
神戸南京町 群愛飯店神戸南京町 群愛飯店
連絡先 TEL.078-332-3635
URL http://www.gunai.com/
営業時間 11:30〜15:00、
17:00〜21:00
定休日 火曜日

群愛飯店は南京町の老舗です。海鮮料理の美味しい広東料理のお店です。ここで夕食として、海鮮湯麺、海鮮おこげ、酢豚、若鳥のレモンソース、上海蟹などをいただきました。調理人の方に目の前で上海蟹をさばいてもらえます。どのお料理も、とってもおいしかったです!

神戸南京町 群愛飯店 神戸南京町 群愛飯店 神戸南京町 群愛飯店 神戸南京町 群愛飯店
神戸南京町 群愛飯店 神戸南京町 群愛飯店 神戸南京町 群愛飯店
神戸南京町 群愛飯店 神戸南京町 群愛飯店 神戸南京町 群愛飯店
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龍泉閣スタッフ

※このページは2003年11月に発行されたものです。
最新の有馬温泉と周辺観光地の情報『龍泉閣日記』をご覧ください。

有馬温泉の旅館龍泉閣の日記

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注)営業時間や料金などの情報は、発行された時点のものです。
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