龍泉閣オススメ絵本ライブラリー

龍泉閣のロビーには、絵本コーナーがあり、季節の絵本、赤ちゃん絵本、児童書、英語の絵本など、1500冊以上の絵本が揃っています。これらの絵本は、ご自由にお部屋にお持ちいただけますので、お休み前に読んであげてください。絵本の読み聞かせは、集中力や想像力を育てながら、親とのコミュニケーションを取ることができる、お子様にとって大切な時間です。普段は忙しいママやパパも、温泉に浸かってのんびりした気分で、お子様とご一緒に絵本をお楽しみいただきたいと思います。

外国語の絵本案内

最近では、海外からのお客様も大勢いらっしゃいます。英語の絵本以外に、中国語の絵本コーナーも設けました。これからも、ご来館された全てのお客様に心からお楽しみいただけるように、いろんな言語の絵本を増やしていきたいと思います。

正月 2月 冬 3月 4月 春 初夏 夏 秋 12月 年間 漫画

龍泉閣オススメ絵本ライブラリー 目次

正月

十二支のはじまり (日本の民話えほん)

十二支のはじまり (日本の民話えほん)

作:岩崎京子 絵:二俣英五郎 (教育画劇)

ネズミが選ばれ、ネコが選ばれなかった十二支のイワレがよく分かるお話です。

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2月

いなくなった小おに

いなくなった小おに

作:しみずみちを 絵:鈴木義治 (岩崎書店)

人間と仲よくしたいと願っている心優しい鬼たちの楽しいお話です。


おさるのジョージチョコレートこうじょうへいく

おさるのジョージチョコレートこうじょうへいく

作:M.レイ、H.A.レイ (岩波書店)

バレンタインデーにちなんだチョコの絵本です。好奇心がいっぱいで、とっても可愛いおサルのジョージがチョコレート工場を探検するお話です。


おにはうち! (ピーマン村の絵本たち)

おにはうち! (ピーマン村の絵本たち)

作:中川ひろたか 絵:村上康成 (童心社)

かわいい鬼の子と仲良しになるお話です。節分の季節にぴったりです。


せつぶんのひのおにいっか

せつぶんのひのおにいっか

作:青山友美 (講談社)

「鬼は外!福は内!」「鬼よ出て行け!福よ来い!」鬼って最初から家にいたの?という作者の想像から、こんな愉快でかわいらしいお話が生まれました。節分の日は鬼たちがこんな苦労をしているの?…と想像しながら豆まきをすると楽しいですね。暦の上では、節分が終われば、もう春です。季節の行事を分かりやすく、親しみやすく描いている一冊です。人間の家でのんきに暮らす鬼の家族三人のお話を親子で是非お楽しみください。


チョコレータひめ

チョコレータひめ

作:もとしたいづみ 絵:樋上公実子 (教育画劇)

チョコレータルトタタンババロアクッキーゼリーケーキマカロンマドレーヌプリンパフェキャラメルキャンディーアイスクリーム!摩訶不思議な呪文か暗号のようですが、チョコレータ姫の本名です。このお姫様は、甘いお菓子を食べるのも、色や形を眺めるのも大好きでした。「まわりにある全てのものがお菓子なら・・・」一人の風変わりな男が現れてこの願いをかなえます。チョコレータ姫の妖しい美味しさをたっぷりと味わってください。


チョコレート屋のねこ

チョコレート屋のねこ

作:スー・ステイントン 絵:アン・モーティマー (ほるぷ出版)

"チョコレート"って好きな人にとっては魔法のようなものですね。そんなチョコレートの魅力が凝縮されたのが小さなチョコレート屋に住むおじいさんとネコのお話です。美味しいチョコレートがさらにもっともっと美味しく、そして美しく見せるには?上品でクラシックな雰囲気を漂わせながらも、子どもの心を捉える華やかなポイントもしっかり押さえた絵本です。


ないたあかおに (ひろすけ絵本 2)

ないたあかおに (ひろすけ絵本 2)

作:浜田廣介 絵:池田龍雄 (偕成社)

村人と仲良くしたい赤鬼と、その願いをかなえてやろうと考えて自分が悪者になる青鬼。鬼同士の友情を感動的に描いたお話です。


プーパーの「バレンタイン」

プーパーの「バレンタイン」

作:エイジ (新風舎)

かわいい黄色い2匹の小グマ、プーミーとプーパーがバレンタインデーに両想いになるまでのお話です。


ぼく もう なかないぞ

ぼく もう なかないぞ

作:守屋正恵、いもとようこ (あかね書房)

泣き虫鬼をやっつけようという、節分の季節にぴったりのお話です。

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冬

ごんぎつね

ごんぎつね

作:新美南吉 絵:黒井健 (偕成社)

一人ぼっちで山に住む子ギツネのごんは、いたずら好きでした。ある日、兵十が捕まえた魚やウナギをわざと逃がしますが、後で病気の母親のための魚だったと知り後悔します。


手ぶくろを買いに (日本の童話名作選)

手ぶくろを買いに (日本の童話名作選)

作:新美南吉 絵:黒井健 (偕成社)

キツネの親子が、町に手袋を買いに行くお話です。 お母さんギツネが、子ギツネの片手だけを人間の手に変えて、町のお店に行かせます。人間の手の方を戸のすきまから差し出すようにと教えますが、子ギツネは間違えてキツネの方の手を差し出します。


ふゆってどんなところなの?

ふゆってどんなところなの?

作:工藤ノリコ (学研)

とっぷり日が暮れて、外には小雪が舞っています。クマの一家は今夜から春まで冬眠です。「ぐっすりお休み、春が来るまで!」ところが・・・「ぼく、目が覚めちゃったの!」子グマの3兄弟は冬眠の途中で起き出してきました。初めて見る冬景色はとっても美味しそうです。雪のアイスクリームやココアの温泉などが登場します。思い切り笑えて楽しくて、夢一杯の絵本です。


もりのおくのおちゃかいへ

もりのおくのおちゃかいへ

作:みやこしあきこ (偕成社)

雪の朝、おばあちゃんのお家に雪かきをしに行ったお父さん... お父さんの忘れ物を届けに行こうと、キッコちゃんが一人で後を追いかけます。お使いの途中でキッコちゃんは森の中に迷い込んで、見知らぬ館にたどり着きます。窓からのぞいてみると、着飾った大勢の動物たちがお茶会を開いていました。困った時には、きっとどこかで誰かが支えてくれる... そんな心温まるストーリーです。


ゆきだるまのさがしもの (ウィルコンの絵本シリーズ)

ゆきだるまのさがしもの (ウィルコンの絵本シリーズ)

作:ゲルダ・マリー・シャイドル 絵:ヨゼフ・ウィルコン (セーラー出版)

真っ白な雪の中で、まだ見たことのない色んな色の花を探す雪だるまのお話です。

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3月

おばあちゃんのひなまつり

おばあちゃんのひなまつり

作:計良ふき子 絵:相野谷由起(ひさかたチャイルド)

おばあちゃんは、毎年、孫とひな祭りを過ごすことを楽しみにしていましたが、今年は、孫が来られないので、一人ぼっちで甘酒を飲んでいました。コックリコックリ居眠りし始めると、ふすまが静かに開いて、ひな祭りの人形たちが現れました。


たまごからうまれた女の子

たまごからうまれた女の子

作:谷真介 絵:赤坂三好 (佼成出版社)

ある夫婦が神様に子供を授かるよう祈っていると、ある日、箱に入った卵がどっさり届きます。ひな祭りに、人形をたくさん飾るようになった由来の分かるお話です。


のはらのひなまつり (えほん・こどもの四季)

のはらのひなまつり (えほん・こどもの四季)

作:神沢利子 絵:岩村和朗 (金の星社)

ともこが色紙でおひなさまを作っていると、風が吹いておひなさまが飛んで行きます。ともこは追いかけて、たんぽぽのはらの動物たちに会います。<たんぽぽびなの作り方付き>


もりのひなまつり

もりのひなまつり

作:小出保子 (福音館書店)

森の近くの蔵に住むネズミばあさんがおひなさまたちといっしょに森に出かけました。帰り道に雪が降り出したため、衣装がすっかり汚れてしまいました。

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4月

げんきにおよげこいのぼり (行事の由来えほん)

げんきにおよげこいのぼり (行事の由来えほん)

作:福田岩緒、今関信子 (教育画劇)

こいのぼりを立てるようになった由来が、分かりやすいお話になっています。


ちいさなこいのぼりのぼうけん (行事のえほん)

ちいさなこいのぼりのぼうけん (行事のえほん)

作:岩崎京子 絵:長野ヒデ子 (教育画劇)

折紙で作った小さなこいのぼりが風にのって冒険するという、とてもかわいい絵本です。

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春

あしたも あそぼうね (こどものくに傑作絵本)

あしたも あそぼうね (こどものくに傑作絵本)

作:あまんきみこ 絵:いもとようこ (金の星社)

孤独な子ウサギと子グマがサクラの妖精「さくらこ」のお蔭で友だちになります。


おじいちゃんちのたうえ

おじいちゃんちのたうえ

作:さこももみ (講談社)

しょうたろう一家は、毎年田植えの季節になると、おじいちゃんの家に手伝いに行きます。一家総出で行う田植えの大変さと、田植えの気持よさを描いた絵本です。"お米"は一体どのようにして作られているのか?そんな疑問が浮かんだら、先ずこの絵本をオススメします。 私たちの日常生活の中で、何気なく口にしている"お米"の背景を分り易く温かい文章と挿絵で届けてくれます。


こじまのもりの はるになったらしたいこと (こじまのもりシリーズ 春のお話)

こじまのもりの はるになったらしたいこと (こじまのもりシリーズ 春のお話)

作:あんびるやすこ (ひさかたチャイルド)

冬眠しすぎたハリネズミは、春になったらしたい「大事なこと」を忘れてしまいました。


たいへんなひるね (こどものとも傑作集―ばばばあちゃんのおはなし)

たいへんなひるね (こどものとも傑作集―ばばばあちゃんのおはなし)

作:さとうわきこ(福音館書店)

底抜けに元気なばばばあちゃんは、家の外でお昼寝をしたいと思うと直ぐに大きなラッパを吹いて森中の動物たちを叩き起こし、カミナリさんまで駆り出して、冬の寒い雪雲を追い払って春を呼びます。


はるだ!!もんね

はるだ!!もんね

作:木曽秀夫(文渓堂)

春に生まれたオタマジャクシが考えます。大きくなったら何に変身できるのかな? アオムシがチョウチョウに変身するなら、ダチョウは「ダチョウチョウ」に変身するのかな!? とても楽しい絵本です。


春はあけぼの (声にだすことばえほん)

春はあけぼの (声にだすことばえほん)

原作:清少納言 編集:斉藤孝 絵:たんじあきこ (ほるぷ出版)

枕草子の名文がとてもきれいで可愛い絵で紹介されています。


はるまでまってごらん

はるまでまってごらん

作:ジョイス・デュンバー 絵:ズーザン・バーレイ (ほるぷ出版)

兄弟のいないウサギの坊やが、出会う人たちに「春まで待ってごらん」と言われます。春が来たのであちこち探しまわり、疲れて家に帰ると3匹の弟たちが待っていました。


ぽよよんのはら

ぽよよんのはら

作:板橋敦子 絵:いもとようこ (ひさかたチャイルド)

春の野原は不思議です。「ぽよよ〜ん」と、きっと何か不思議なことが起こります。ページをめくると、お友達が動物に変身します。とても楽しい仕掛け絵本です。

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初夏

あめのもりのおくりもの ― おおきなクマさんとちいさなヤマネくん (日本傑作絵本シリーズ)

あめのもりのおくりもの ― おおきなクマさんとちいさなヤマネくん (日本傑作絵本シリーズ)

作:ふくざわゆみこ (福音館書店)

梅雨の季節にピッタリの可愛いお話ときれいな挿絵がよく合っている絵本です。きれいなアジサイを見たいと小さなヤマネくんは雷雨の中を飛び出していきますが、大きなクマさんは雷が怖くて外に出られません。でも、大雨のために洪水になります。ヤマネくんが危ない!心配したクマさんは勇気を出して探しに出かけます。クマさんとヤマネくんの友情が素敵なお話です。


あめふりさんぽ

あめふりさんぽ

作:えがしらみちこ (講談社)

雨ふりの日に、お気に入りの傘を差して長ぐつをはいた小さな女の子がカエルやアジサイ、オタマジャクシなどに出会います。ザーザー、チャプチャプ、ピタピタ、楽しそうな雨音とともにキラキラと可愛い出会いがあります。1ページ、1ページ透明感のある色彩と温もりを感じさせる水彩画の世界に引き込まれます。雨の季節にお奨めの優しくて素敵な絵本です。


ほたるにあいたい(ちきゅうのなかまたち)

ほたるにあいたい(ちきゅうのなかまたち)

文:こやま峰子 写真:西川祐介 (チャイルド本社)

ホタルの生態やホタルが住める街作りが紹介されている絵本です。有馬温泉では、毎年有馬川でホタルを見ることができますが、そのために川の清掃やホタルの幼虫の飼育・放流を行っています。ホタルが住める街作りのページの右側2枚の写真は、ホタルの放流の際に龍泉閣スタッフが撮影しました。毎年、たくさんのホタルが有馬川の川原で飛び交う光景が見られるよう願っています。


ほたるホテル (こどものとも傑作集)

ほたるホテル (こどものとも傑作集)

作:カズコ・G・ストーン (福音館書店)

やなぎむらの虫たちが草花で作ったベッドとホタルの光で気持いいホテルを開業します。色んな虫たちが泊まりに来て大人気ですが、そこに暴れ者のカエルがやって来ます。

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夏

うしろにいるのだあれ―うみのなかまたち

うしろにいるのだあれ―うみのなかまたち

作:ふくだとしお (新風舎)

広い海に住む、可愛い動物たちがたくさん登場する夏向きの絵本です。


こぞうさんとおばけ

こぞうさんとおばけ

作:はせがわかこ (大日本図書)

夏と言えば、なぜか"お化け"です。昔、あるお寺にたいそう怖がりな小僧さんがいました。和尚さんが隣り村に出かけ、今夜は一人ぼっちでお留守番です。夜中に、おしっこがしたくなった小僧さんは本堂の外の便所まで行こうとしますが、草むらや井戸の陰に何やら動く怪しげなモノを見て慌てて本堂に逃げ帰ります。太鼓を叩いてお化けを追い出そうとしますが、大変なことになります。


タツノオトシゴのかくれんぼ

タツノオトシゴのかくれんぼ

作:ステラ・ブラックストーン 絵:クレア・ビートン (光村教育図書)

フェルト生地にビーズ、スパンコール、レースなどで活き活きとしたイラストが描かれている心暖まる作品です。こっそり海草やサンゴ礁の陰に、かくれんぼしている「タツノオトシゴ」を探して見つける楽しい絵本です。海の中に住む色んな生き物が紹介されており、図鑑になっているページも魅力的です。


たなばたまつり

たなばたまつり

作:松成真理子 (講談社)

さきちゃんの住む町の広場に七夕祭の笹が置かれると、みんなが色んな願いを込めて書いた短冊を笹に飾っていきます。そして、七夕の夜、短冊に書かれた、願いの言葉たちは、短冊から離れて夜空に上っていきます。とても心あたたまる七夕の絵本です。7月7日の夜、短冊を笹につるして、星に願いをかけるという風習には、どんな由来があるのでしょうか。


とうさんはタツノオトシゴ

とうさんはタツノオトシゴ

作:エリック・カール (偕成社)

タツノオトシゴ、トゲウオなど、お父さんが子育てに大奮闘する海に住む魚たちのお話です。初めて見る魚ばかりが登場するとても楽しい絵本です。


なつのいちにち

なつのいちにち

作:はたこうしろう (偕成社)

タイトル通り、子供の過ごす夏のある一日の生活が独特のタッチで描かれています。幼い頃に過ごした夏の思い出がよみがえってきます。


なつやすみ虫ずかん (かがくのとも傑作集)

なつやすみ虫ずかん (かがくのとも傑作集)

作:宮武頼夫 絵:稲田務 (福音館書店)

今年の夏も、有馬温泉の山々は元気な虫の声でいっぱいです。旅館の敷地内にもいろんな虫が遊びにやってきます。いつも見かける虫たちもいれば、見たことのない虫もいます。この絵本には、精密な虫の絵と共に、子供たちも興味を持ち易い、分かり易い虫の特徴が書かれています。子供たちに虫が大好きになってほしいという作者の願いがこもった一冊です。


バーバパパのなつやすみ (講談社のバーバパパえほん)

バーバパパのなつやすみ (講談社のバーバパパえほん)

作:アネット・チゾン、タラス・テイラー (講談社)

お子様に大人気のバーバパパ家族が夏休みを南海の小島で過ごすお話です。


まほうの夏 (のびのび・えほん)

まほうの夏 (のびのび・えほん)

作:藤原一枝 作・絵:はたこうしろう (岩崎書店)

テレビゲームが好きな東京に住む小学生が夏休みに弟と二人でお母さんの田舎に行き、魔法のように楽しい夏を過ごすお話です。海辺の町には、森や川もあって、海水浴、木登り、魚釣り、虫取りとたっぷり遊んだ二人は、真っ黒に日焼けします。幼い頃に経験した夏休みを思い出す、懐かしさも味わえる1冊です。

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秋

おばあちゃんのおはぎ

おばあちゃんのおはぎ

作:野村たかあき (佼成出版社)

秋のお彼岸になり、おばあちゃんとキリちゃんは、亡くなったおじいちゃんが大好きだった"おはぎ"を作ります。それぞれの家庭によって、あんこの甘さ、お餅の大きさや味が違います。各家庭での様々な一工夫を付け加え、世代を越えて受け継がれていくおはぎ。最後に、三色おはぎの丁寧な作り方も付いています。心温まる木版画のイラストで、ほんわか気分になれるおススメの絵本です。


きつねとぶどう

きつねとぶどう

作:坪田 譲治 絵:いもとようこ (金の星社)

身の危険をかえりみず、自らを犠牲にして我が子を助けた母ギツネの限りない愛を描いた絵本です。母を探し求める子ギツネの気持と痛ましい姿が印象的です。既にこの世にいない母ギツネの愛の化身である、生い茂ったブドウの木に巡り会うという美しくドラマチックな結末が心に残ります。


ぐりとぐらとすみれちゃん

ぐりとぐらとすみれちゃん

作:なかがわりえこ 絵:やまわきゆりこ (福音館書店)

仲良しの野ネズミ"ぐりとぐら"のところに、すみれちゃんが大きなリュックで、大きくて固いカボチャを背負って来ました。ぐりとぐらには、切り方が分からないので、すみれちゃんのママ秘伝の大胆なやり方で切ってもらいます。料理を作るのと食べるのが大好きな森の仲間が集まって、カボチャのご馳走が一杯できました。


ぐりとぐらのえんそく

ぐりとぐらのえんそく

作:なかがわりえこ 絵:やまわきゆりこ (福音館書店)

いつも仲良しの野ネズミ"ぐりとぐら"のシリーズです。リュックを背負い水筒を提げて、歌いながら野原に行った所、毛糸に足をとられて転んでしまいます。毛糸を巻いていくとクマさんの家にたどり着きました。


こじまのもりのきんいろのてがみ

こじまのもりのきんいろのてがみ

作:あんびるやすこ (ひさかたチャイルド)

森は銀色の光に照らされ、芝居の舞台のようです。「いよいよ"金色の手紙"が届くに違いないよ!手紙が届くと秋だよ!」と、野ネズミのお婆さんが月を見上げて、まだ秋を知らない子リスに教えてくれました。


14ひきのあきまつり

14ひきのあきまつり

作:いわむらかずお (童心社)

一番小さな哺乳類、トガリネズミの一家のお話です。子ネズミたちがかくれんぼしていると、ろっくんが見つかりません。ろっくんを探しに行くと、カエルが太鼓を叩き、ドングリが「せいや!せいや!」とかけ声をかけて、キノコのお神輿を担いでいます。強い風が吹いてカエルもドングリも吹き飛ばされると、ろっくんが見つかってしまいます。


14ひきのひっこし

14ひきのひっこし

作:いわむらかずお (童心社)

新しい棲家を求めて、14匹のネズミの一家が野を越え、谷を渡って引越しをします。家を作り、水道を引き、橋を架け、冬に備えて食べ物を集めます。皆で頑張った甲斐があって、ようやく快適な寝床でスヤスヤと眠る事ができました。


とんとんとんのこもりうた

とんとんとんのこもりうた

作:いもとようこ (講談社)

奄美大島と徳之島にしかいない特別天然記念物のアマミノクロウサギは、巣穴に子ウサギを1匹残し、2日に1度、5分間だけ授乳に訪れます。授乳の後、母ウサギは半時間以上かけて「とんとんとん」と巣穴の入り口をふさぎます。森の外敵から我が子を懸命に守ろうとする母ウサギの姿を描いた、ほのぼのと心の癒される絵本です。


むしたちのうんどうかい (絵本・こどものひろば)

むしたちのうんどうかい (絵本・こどものひろば)

作:得田之久 絵:久住卓也 (童心社)

林の中の広場で、むしたちのうんどうかいが始まります。走って走って、さあ、どのむしが早いかな? 虫嫌いな子どもや虫に関心のない子どもたちにも虫に親しんでもらえるよう、ちょっと人なつっこくユーモラスに描いた絵本です。


もりいちばんのおともだち―おおきなクマさんとちいさなヤマネくん (日本傑作絵本シリーズ)

もりいちばんのおともだち―おおきなクマさんとちいさなヤマネくん (日本傑作絵本シリーズ)

作:ふくざわゆみこ (福音館書店)

森で一番大きなクマさんは、一番小さなヤマネくんと仲良しです。ある日、ケーキ屋さんで苗をもらって育てます。友だち同士の心のやりとりを優しいタッチで描いた物語です。


モリくんのハロウィンカー

モリくんのハロウィンカー

作:かんべあやこ (くもん出版)

コウモリのモリくんと森の仲間たちは、カボチャのランタンで作ったハロウィンカーで、お菓子をもらうために仮装して家々を回ります。もらってきた沢山のお菓子でパーティするはずだったのに、ネズミくんたちがお菓子を勝手に食べちゃった!仕方がないと、もう一度出かけたモリくんたちは、真っ暗な森の中でハロウィンのお化けに取り囲まれて大ピンチです!


やさいむらのなかまたち 秋

やさいむらのなかまたち 秋

作:ひろかわさえこ (偕成社)

秋のシーズンの野菜たちが可愛いイラストで自己紹介しています。それぞれの"ねほりはほり"を面白おかしく、分かりやすく教えてくれます。野菜が苦手な子どもも、一緒に絵本の世界へ溶け込めば、きっと何かが変わりそう・・・。秋の野菜たち8種類の秘密に迫ります。

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12月

あのね、サンタの国ではね・・・

あのね、サンタの国ではね・・・

作:嘉納純子 草案:松本智年・一色恭子 絵:黒井健 (偕成社)

サンタの国ではクリスマスに備えて、準備することがいっぱいです。3月には、おもちゃの実がなる畑に水をまき、7月には、望遠鏡でよい子を探しに出かけます。


おおかみルルのクリスマス

おおかみルルのクリスマス

作:シルヴィー・オザリー・ルトン (ひくまの出版)

ルルは、サンタさんに早く会おうと探しに出かけます。留守の間にサンタが来ましたが、靴下を用意してなかったので、プレゼントをもらえませんでした。


おおきいツリー ちいさいツリー

おおきいツリー ちいさいツリー

作:ロバート・バリー (大日本図書)

もうすぐクリスマスです。お屋敷に見たこともないほど大きなツリーが届きました。大広間に置くと、先が天井につっかえます。執事がツリーの先をちょん切って、小間使いに渡しました。彼女が机の上に置いてみると、先っちょが邪魔です。彼女も先をちょん切り、ツリーの先は庭師の家へ。ここでもちょん切られたツリーの先は、クマに拾われ、その次はキツネに、そして最後にはネズミ一家の小さなツリーになります。大きいツリーから小さいツリーまで、みんなにたくさんの幸せを運んでくれる"先っぽツリー"の心温まるお話です。


クリスマスって なあに

クリスマスって なあに

作:ディック・ブルーナ 訳:ふなざきやすこ (講談社)

可愛いウサギ「ミッフィー」の作者によって、クリスマスの由来やキリスト誕生にまつわるエピソードが聖書に沿ってきちんと描かれています。お子様にクリスマスについて説明するには最適な絵本です。


さむがりやのサンタ (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)

さむがりやのサンタ (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)

作:レイモンド・ブリッグズ (福音館書店)

サンタのおじいさんはとても寒がり屋で、いつもハワイ旅行に憧れています。クリスマスには「寒い、寒い!」と文句ばかり言いながらも、プレゼントを配るために飛び回ります。


サンタさんにあっちゃった (絵本・いつでもいっしょ)

サンタさんにあっちゃった (絵本・いつでもいっしょ)

作:薫くみこ 絵:colobockle (ポプラ社)

古い大きな洋館に一人だけで幽霊の男の子が住んでいます。そこへお母さんと女の子が引っ越して来ますが、お母さんは生活のために夜遅くまで働いています。そのためクリスマスも一人ぼっちの女の子でしたが、幽霊の男の子との触れ合いで笑顔を取り戻します。


サンタのクリスマス

サンタのクリスマス

作:レイモンド・ブリッグズ (竹書房)

クリスマス・プレゼントを配達し終わると、サンタさんは長い休暇に入ります。今回は、手作りのキャンピングカーでフランス旅行に出かけます。


だれも知らないサンタの秘密

だれも知らないサンタの秘密

作:アラン・スノウ (あすなろ書房)

なぜ、いい子にしていないとクリスマス・プレゼントはもらえないのか?いい子だったかどうか、どうしてサンタは知っているのか?色んな疑問がすべて分かる、楽しい絵本です。


ねずみくんのクリスマス (ねずみくんの絵本)

ねずみくんのクリスマス (ねずみくんの絵本)

作:なかえよしを 絵:上野紀子 (ポプラ社)

ねみちゃんに見せようと、ネズミくんがクリスマスツリーを作りました。アヒルくんがそれを見て、「小さい、小さい」と笑いましたが、ねみちゃんのツリーは、本当は大きなあるものの飾りだったのです。

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年間

あさです!

あさです!

作:くすのきしげのり、いもとようこ (佼成出版社)

今朝は、当番のヤギちゃんがお休みです。代わりにミュー先生は自ら窓を開けて、お花に水をあげるのはどうしようかと、みんなにニッコリと笑いかけます。すると、「私がします!」「ぼくも!」「わたしも!」と、みんなで水をあげました。子供たちに一言問いかけると、きっと自分で気づき、理解・行動してくれるはずです。この心温まる絵本を通じて、大人も子供たちもたくさんの「大切なこと」に気づくことができます。


あたしのやまのぼり

あたしのやまのぼり

作:ゆーちみえこ (ひさかたチャイルド)

今日はお父ちゃんと山登りです。写真を撮ったり、川のそばでご飯を食べたり、楽しいことが一杯。でも、雨に降られたり、急な坂で滑ったり、ハアハア、フウフウ言いながら頂上にたどり着き、山小屋で初めてのお泊りです。さわやかな早朝の景色、雨上がりの遠望、穏やかに晴れわたった山頂など、山登りの楽しさと自然の壮大さが伝わってくる絵本です。


オオムラサキのムーくん

オオムラサキのムーくん

作:タダサトシ (こぐま社)

人間の赤ちゃんがミルクしか飲まないように、蝶の幼虫の中には「この葉っぱしか食べない!」というのがいます。日本の国蝶に指定されているオオムラサキもそのひとつです。冬眠から目を覚ましたオオムラサキの幼虫のムーくんは、色んな虫に出会いながら、自分が食べられる葉っぱを探し回ります。愛嬌いっぱいのムーくんのコアラ顔にもご注目ください。虫が大好きな子供たちのハートをガッチリつかんだ絵本です。


おかあさんだもの

おかあさんだもの

作:サトシン 絵:松成真理子 (アリス館)

新米ママにとっては、上手くいかないことも多い子育てで、不安や迷いの日々が続きます。そんな時には、我が子が生まれた日のこと、感動の瞬間を思い出せば大丈夫です。この絵本は、すべての人に自分・家族・命・未来を考えるきっかけを与え、元気にしてくれる一冊です。


おじいさんのしごと

おじいさんのしごと

作:山西ケンイチ (講談社)

ケンタくんの大好きなおじいさんが死んでしまいました。長い長い階段を登って、ついに雲の上にたどり着きました。ようやくやってきた所は、ネコがいっぱいいる「ネコの天国」でした!人間の天国に行くのを止めたおじいさんは、あるお仕事を任されました。ユーモアに加えて、さらに新たな世界観を広げていく絵本です。


おちゃのじかんにきたとら

おちゃのじかんにきたとら

作:ジュディス・カー (童話館出版)

ある日、ソフィーがママとお茶の時間にしようとしていた時、大きなトラが「ぼくもお茶に寄せてください」と、訪ねてきました。トラはサンドイッチやパンを一口でたいらげ、家中の食べ物もみんな食べてしまいます。


おとうさんがおとうさんになった日 (絵本・こどものひろば)

おとうさんがおとうさんになった日 (絵本・こどものひろば)

作:長野ヒデ子 (童心社)

三人目の子どもを自宅出産で迎える家族のお話です。「お父さんは、いつお父さんになったの?」という質問を聞いて、お父さんは、あれこれと考えます。


おとうさんのかさ

おとうさんのかさ

作:三浦太郎 (のら出版)

雨が降ってきました。心配したメルシーちゃんは大きくて重い傘を持ってお父さんのお迎えに駈け出して行きます。心優しいメルシーちゃんは、傘に止まったカナリアを傘の中に入れてやります。続いて、ネズミやネコ、ブタまで傘に入れて欲しいとやってきます。父と子のかけがえのない幸せなひとときを描いた絵本です。


おにもつはいけん

おにもつはいけん

作:吉田道子 絵:梶山俊夫 (福音館書店)

五月晴れのある日、こむぎとお兄ちゃんは、町に住むいとこのあゆみに金魚の赤ちゃんがいっぱい入ったビンを届ける為に1両だけのチンチン電車に乗りました。山里を走る車内ではいろいろなことが起こります。はりきった声の車掌さんが「お荷物拝見!」とやって来ると、楽しい旅が始まります。


おばけにょうぼう

おばけにょうぼう

作:内田麟太郎 絵:町田尚子 (イースト・プレス)

「妖怪」・・・あなたは信じていますか?見たことがありますか?妖怪の男女がお見合いをします。色白で可愛い娘に化けてお見合いは成功。若夫婦に赤ん坊の妖怪が生まれるまでを描いた江戸時代の絵巻物「化物婚礼絵巻」を絵本化した作品です。恐ろしくてどこかユーモラスな妖怪たちによる、とても楽しいお話です。


おふろや

おふろや

作:黒田愛 (白泉社)

衝撃的というか、独創的で大胆なイラストの絵本です。インパクトが強く今までに見たことのないスケッチが心にズシーンと残ります。少女がコロコロと転がるリンゴを追いかけて行くと、原っぱの先に、湯気が立ち昇り、花の香りに包まれた"おふろや"がありました。気持よくお風呂に集って寛ぐ動物たちと少女とのほっこり、ゆったりとした不思議なお話です。


おへそのあな

おへそのあな

作:長谷川義史 (BL出版)

「見える、見える。何が見える?」お母さんのお腹の中にいるとき、これから生まれてくる赤ん坊は、一体何を見ているのでしょう。幼いお兄ちゃん・お姉ちゃんも、『小さな命』の大切さを身近に感じることができる絵本です。小さな赤ちゃんがお母さんのおヘソの穴から外を眺めてみると、お兄ちゃんが牛乳パックでロボットを作り、お姉ちゃんが花を植え、お父さんが名前を考えるというように、家族全員が赤ちゃんを心待ちにして準備しています。


おめでとう!

おめでとう!

文・絵:いもとようこ 原作:くすのきしげのり (佼成出版社)

「みなさ〜ん、明日は、おひさま幼稚園はお休みです!」明日が幼稚園の創立記念日だと知った動物の子どもたちは、"幼稚園のお誕生日"にどんなプレゼントをあげたら幼稚園が喜ぶのかなと、真剣に考え悩みます。相手を思い、何をしてあげたら喜んでくれるか真剣に考える。。。その気持ちが何ものにも代えがたい大切なことだというメッセージを伝える絵本です。


おめでとうおひさま

おめでとうおひさま

作:中川ひろたか 絵:片山健 (小学館)

お日様が昇って1日が始まり、沈んで1日が終わる毎日は、私たちにとって"当たり前"のことですが、日々生まれ、散ってゆく生命の尊さを思うと、何気なく過ごしている1日1日を改めて感謝する気持になります。お日様が新しい年にしたいことを動物たちに問いかけます。「なるべくケンカしない」、「なるべく笑う」など、相手をいたわる気持ちを忘れず、何よりも大切な"ラブ&ピース"のメッセージが伝わる絵本です。


おやおや、おやさい

おやおや、おやさい

作:石津ちひろ 絵:山村浩二 (福音館書店)

子どもたちの大好きなお野菜や苦手なお野菜など、たくさんのお野菜が集まって仲良くマラソン大会をします。所が思わぬハプニングが起こります。「そらまめ そろって マラソンさ」、「ラディッシュだんだんダッシュする」、「とうがらし父さん、とうとう一等賞」など、韻を踏んだような、テンポのよい楽しい文章が続きます。ご家族揃って声を合わせて音読をすると、・・楽しさが倍増します。


カエルのおでかけ

カエルのおでかけ

作:高畠那生 (フレーベル館)

「明日のお天気は、いい天気!」と、カエルは土砂降りの天気予報に喜び勇んで、朝から公園へピクニックに出かけます。大雨の中で、サングラスをかけてデッキに横たわって、グチョグチョのハンバーガーをパクついて、おいしそう!何もかもアベコベな世界を描いた飛びっきりユーモラスな絵本です。


かえるのそらとぶけんきゅうじょ

かえるのそらとぶけんきゅうじょ

作:村上勉 (偕成社)

大きなドングリの木に住むカエルくんが空を飛ぶ研究に没頭します。その願いをなんとか叶えたいという強い気持ち・・・、カエルくんの葛藤の日々が続きます。決して諦めない心は、周りの人の心を動かし、あり得ないと思っていたことだって動かしてしまうのでしょうか?長文でかなり読み応えがあります。村上勉さんの温かいメッセージが聞こえてきそうな素敵な物語です。


ガタガタ村と大ナマズ

ガタガタ村と大ナマズ

作:山王三・四丁目自治会 絵:寺田順三 (Z会)

東日本大震災から1年過ぎました。いつどこで発生するか分からない大地震に対して、親子の為の防災指南が絵本で登場しました。事前に対処可能な物理的備えの必要性とともに、有事の際の臨機応変な判断力・行動力の重要性を語っています。子どもたちには本当に生きる力を、保護者の方には自ら子どもを守る術を、身につけて欲しいと願う1冊です。


ガチャピンとムックのものがたり

ガチャピンとムックのものがたり

作:谷川俊太郎 絵:大野彰子 (扶桑社)

「ひらけポンキッキ」のテレビ放送開始から、既に35年ですが、いつの時代にも、ガチャピンとムックは子供たちに愛されて大人気です。この絵本は人気者の生誕の秘密を明かしています。想像していた以上に、とっても"夢"が詰まったお話でした。


カブクワれっしゃ

カブクワれっしゃ

作:タツトミカオ (佼成出版社)

「カブクワ列車」というのは、カブトムシとクワガタという力自慢の2匹の虫が運転する列車です。アリやテントウ虫など小さなお客さんが沢山乗っていて、樹液ジュースや空中飛行まで楽しめる愉快な列車です。でも、途中でカラスに出会ってしまって、大ピンチです!カブトムシとクワガタが大奮闘する姿を微笑ましく描いた絵本です。


着物のえほん

着物のえほん

作:高野紀子 (あすなろ書房)

お祝いの席にふさわしい着物は?白無垢の意味は?七五三のお祝い着に飾る小物は?日本の伝統色は?着物の歴史、種類、正しい着方、帯の結び方、四季の装い、おめでたい文様、着物の手入れとたたみ方など、着物について知っておきたい基礎知識を分かり易く、かわいい動物たちが紹介してくれます。着物は日本の美しい伝統文化です。着物の世界は、とっても奥が深くて楽しいのです。一年を通じて楽しく過ごせる着物入門絵本です。「しばわんこシリーズ」とともにご覧ください。


きょうはすてきなドーナツようび

きょうはすてきなドーナツようび

作:竹下文子 絵:山田詩子 (アリス館)

街の小さなドーナツ屋さんは、大変美味しいと評判の店です。ある日、ドーナツ屋のおじさんが大怪我をして臨時休業!お客さんだけでなく店のドーナツたちもガッカリです。「ようし、それならこっちから売りに行こう!」ドーナツたちが街の至る所に出かけて売り込みを始めます。ドーナツはどうして丸いの?どうしてドーナツに穴が空いてるの?かわいらしくて美味しそうなドーナツたちの楽しく素敵なお話です。


くまとやまねこ

くまとやまねこ

作:湯本香樹実 絵:酒井駒子 (河出書房新社)

"ある朝、クマは泣いていました。なかよしの小鳥が、死んでしまったのです"という文で始まるこの絵本は、とても考えさせられ、深く心に響く物語です。いつも一緒にいた小鳥を偲んで閉じこもっていたクマがヤマネコと出会い、「きみは、なかよしの小鳥が死んでずいぶん淋しい思いをしてるんだろうね」と言われ、驚きます。小鳥の死によるクマの胸の苦しみがヤマネコの静かな共感で柔らでいき、悲しみに立ち向かうことができます。 『絵本屋さん大賞第1位』に輝いた絵本をぜひお読みください。


ぐりとぐら (こどものとも傑作集)

ぐりとぐら (こどものとも傑作集)

作:なかがわりえこ 絵:大村百合子 (福音館書店)

野ネズミの"ぐりとぐら"は、いつも大の仲良しです。ある日、森で大きな卵を見つけました。すると、その卵から大きなカステラができました。子どもに大人気の絵本です。


ぐるんぱのようちえん(こどものとも絵本)

ぐるんぱのようちえん(こどものとも絵本)

作:西内ミナミ 絵:堀内誠一(福音館書店)

2000年のテレビドラマ「天使が消えた街」で取り上げられ注目された絵本です。一人ぼっちで寂しかった象の「ぐるんぱ」は、とても大きなモノを作っては失敗ばかりで悲しんでいましたが、子供たちに出会って、幼稚園を作ったところ、子供たちが大喜びで大成功。ようやく自分の居場所を見つけます。2009年の龍泉閣「人気絵本ランキング」第1位です!


くろくまくんのパンケーキ

くろくまくんのパンケーキ

作:小林ゆき子(フレーベル館)

くろくま3兄弟のクーイ、クーフ、クースは、今日も朝ごはんにパンケーキを作りました。ふわっふわで甘くておいしいパンケーキを森のみんなにおすそ分けしようと、あっちこっちに届けます。自分たちの分まで配ってしまって、お腹がグウと鳴り出しました。絵本を読み終えた後は、お子様といっしょにぜひパンケーキを焼いてください。


ゴールデン・バスケットホテル

ゴールデン・バスケットホテル

作:ルドウィッヒ・ベーメルマンス (BL出版)

ベルギーの首都ブリュッセルから特急で約1時間北西に向かうとオランダ語でブリュッヘ(フランス語でブリュージュ)と呼ばれる古都があり、中世の面影を残した運河の多い街並みは世界遺産にも登録されています。セレステとメリサンドの姉妹は、この町の屋根に金色のバスケットの飾りが付いた小さなホテルにやって来ました。好奇心旺盛な二人は、ホテルオーナーの息子ヤンと楽しい騒動を起こします。


こぐまのくうちゃん (絵本・こどものひろば)

こぐまのくうちゃん (絵本・こどものひろば)

作:あまんきみこ 絵:黒井健 (童心社)

子グマのくうちゃんが赤い花を見つけて、仲よしのぴょんこちゃんにあげようと花を摘んだら、急に泣き出しました。大好きな人を喜ばせようとしていて、時に気持ちが行き違ってしまうことがありませんか?喜ばせたいって気持ち、ただそれだけなのに・・・。優しい語り口と動物たちの可愛い挿絵でホンワカと癒される「仲直り」の絵本です。


ことりのピチコ (学研おはなし絵本)

ことりのピチコ (学研おはなし絵本)

作:どいかや (学習研究社)

淡い色使いで描かれた可愛らしい絵、そして、心癒される優しい物語・・・私は"どいかや"さんの作品が大好きです。今回の新作は、生まれたばかりの小鳥の「ピチコ」が生まれて初めて出会った女の子「ミチコ」と大の仲良しになっていくというお話です。心温まる、オススメ絵本です。


こびとづかん

こびとづかん

作:なばたとしたか (長崎出版)

ある朝、草むらで飼い犬が変なコビトを見つけてきました。男の子は、じぃじから借りた"こびとづかん"を頼りにコビトを探しにいくことにしました。リアルで独特な力強いタッチの表紙です。ページをめくれば、コビトの世界へと吸い寄せられる感じです。みんなが日常生活の中で「どうしてかな?」と思う様々な不思議に対して、分かり易く面白おかしく答えてくれます。そして、勇気と夢を与えてくれる温かい気持ちになれます。


ゴリオとヒメちゃん (児童図書館・絵本の部屋)

ゴリオとヒメちゃん (児童図書館・絵本の部屋)

作:アンソニー・ブラウン (評論社)

ゴリラの「ゴリオ」は、動物園で何不自由なく暮らしていました。でも本当は、一人ぼっちで寂しかったのです。友達が欲しかったゴリオに、世話係の人が連れて来てくれたのは、子猫の「ヒメちゃん」でした。食べちゃダメだよ、と言われたけれど・・・。ゴリオとヒメちゃんの温かいお話しに心も癒されます。


こんもりくん

こんもりくん

作:山西ゲンイチ (偕成社)

こんもりくんはお風呂嫌いで、髪を洗うのも切るのも大嫌い。気がついたら、とっても大きなモジャモジャ頭になっていました。頭が重すぎて一人では起き上がれません。ある時、転んだ弾みに髪の毛のジャングルにスッポリと入ってしまいました。髪の中の別世界では、次々と愉快な冒険が待っていました。無事に自分の髪の毛から脱出できるでしょうか?とってもワクワクさせられる、面白くて心温まる絵本です。


さかさんぼの日

さかさんぼの日

作:ルース・クラウス 絵:マーク・シーモント (偕成社)

朝起きた時に男の子が愉快なことを思いつきます。「今日は『さかさんぼの日』にしよう!」服を着る順番や歩き方など全部逆さにしてみよう!ベッドを出ると、先ずコートを着て、次にズボンと上着、最後にパンツをはき、階段は後ろ向きに降ります。パパが起きてくると「パパ、おやすみ!」この家ではとんでもない出来事が続きます。


ザザのちいさいおとうと(新装版)

ザザのちいさいおとうと(新装版)

作:ルーシー・カズンズ (偕成社)

シマウマのザザくんに弟が生まれます。ママもパパも赤ちゃんの世話で忙しくて、なかなか一緒に遊んでもらえません。寂しい思いをするザザですが、ママから言われて、初めて赤ちゃんをだっこし、親しみを感じます。お兄ちゃん、お姉ちゃんになれば、子どもたちはこんな気持ちになるんだな〜って、ほのぼのと思いました。イギリスの一般家庭の情景が微笑ましく描かれていて、心温かな気持ちになる絵本です。


じごくのそうべえ―桂米朝・上方落語・地獄八景より

じごくのそうべえ―桂米朝・上方落語・地獄八景より

作:田島征彦 (童心社)

桂米朝がテンポのいい関西弁で演じた上方落語が絵本になっています。人は亡くなった後、どこへ行くのでしょうか?幼い頃は、昔話を読んで天国と地獄があると信じていました。しかし、"そうべい"が訪れた地獄は、幼い頃の想像とはまったく違い、奇想天外なところです。どのページも親子で大笑いしながら読みました。第1回絵本にっぽん賞を受賞した、とってもスケールの大きなお話です。


じっちょりんのあるくみち

じっちょりんのあるくみち

作:かとうあじゅ (文溪堂)

団地の隅っこに住んでいる"じっちょりん"とその家族は、身長がわずか数ミリしかありません。花びらや葉っぱを食べますが、種は食べないでカバンに入れておきます。そして、アスファルトの隙間や電信柱の根元など、普段私たち人間の気づかない所に、せっせと野の花の種を植えて回ります。この絵本と出会ってから、雑草と呼ばれる花たちを愛でる気持ちになりました。さぁ、"じっちょりん"と一緒にいろんな場所に冒険して、小さなきれいな花たちを見つけましょう!


しばわんこの和のこころ

しばわんこの和のこころ

作:川浦良枝 (白泉社)

日本ならではの伝統的な礼儀作法や風習、四季折々のお話を「しばわんこ」と「みけにゃんこ」が紹介してくれます。日本に住んでいてよかったと思う素敵な絵本です。


しろずもう

しろずもう

作:丸山 誠司(佼成出版社)

真っ黒なお城が「尻ずもう」の大横綱として、向かうところ敵なしの強さを誇っています。その大横綱に憧れたお城の「おしろう」は、強くなるために修行の旅に出ます。最初の相手は大仏さま、さらにはサイやスフィンクスまで、強そうな相手に出会う度に挑戦し、相手の強みを真似て強くなっていきます。いよいよ、大横綱と対戦する日が来ました!


そうべえごくらくへゆく

そうべえごくらくへゆく

作:田島征彦 (童心社)

この絵本は、『じごくのそうべえ』の姉妹編で、今回もとても愉快な"あの世"でのお話です。大風に吹き飛ばされた軽業師の"そうべい"と仲間たちは、今度は極楽にやってきます。地獄と極楽を舞台にテンヤワンヤの大騒動の末に、阿弥陀さまも閻魔さまも、赤鬼青鬼たちも、極楽の花から作られたお酒を飲んで、みんなで愉快に踊りまくります。


ダットさん

ダットさん

作:こもりまこと (教育画劇)

ヘッドライトが目になっている可愛い車たちの冒険ファンタジーです。ある日、主人公の「ダットさん(フェアレディ2000)」が「エスハチくん(ホンダS800)」とドライブしていると、友達の「ヨタハチちゃん(トヨタ・スポーツ800)」が何者かに誘拐されてしまいます。仲間を助けに行く先には、一体何が待ち受けているのでしょうか?車好きのパパにオススメの絵本です。


ダメ!

ダメ!

作:くすのきしげのり、いもとようこ (佼成出版社)

大好きなプリンをクマくんに食べられてしまったリスくんは、「ダメ」と言えなかった自分が悔しくて、一生懸命考えます。自分より強い相手に言いたい事を伝えるには、誰だって勇気が要ります。それは子どもだけでなくて、大人だって一緒です。この本は、『勇気』の一言から、お互いを尊敬し尊重し合える新たな関係が生れることを教えてくれる1冊です。


タラがだいはっせいしたら

タラがだいはっせいしたら

作:北島光茂 絵:大橋重信 (くもん出版)

ユーモア一杯のストーリーに感心しましたが、作者が小学4年生だったと知って、さらに驚きました。「オモチャのお片づけができタラね」、「大きくなっタラね」、「いい子になっタラね」10歳の誕生日に、沢山の『タラ』たちが遂にお腹から飛び出してしまいます。"タラ"の使い方や表現がとってもリアルで上手です。面白く楽しくて、しかも考えさせられる作品です。07年日本児童文学者協会賞を受賞しています。ぜひご家族でお読みください。


タラとベラ 〜なかよしになったゾウとイヌ〜

タラとベラ 〜なかよしになったゾウとイヌ〜

作:キャロル・バックレー 訳:小錦八十吉 (産業編集センター)

サーカスで20年働いたタラは、年老いたゾウの保護区の住民第1号になりました。タラは、他のゾウたちと直ぐに仲良くなれませんでしたが、野良犬のベラとは仲良しになり、つらい事も一緒に乗り越えて絆を深めていきました。感動的な実話に基づくこの写真絵本には、相手を思いやる気持ちを大切にする、違うタイプの存在を受け入れる等、見習わなくてはいけないことがぎっしり詰まっています。


だるまさんが

だるまさんが

作:かがくいひろし (ブロンズ新社)

ダルマさんは、選挙の当選シーンで見かけるぐらいで、全く気になりませんでした。しかし、この絵本に登場する、おとぼけ顔のダルマさんは、とても生き生きしていて驚くほど芸達者です。1ページずつ表情を変えるダルマさんのファンになることでしょう。きっと、親子でほのぼのと幸せな気分になります。


ちいさいわたし

ちいさいわたし

作:かさいまり 絵:おかだちあき (くもん出版)

「小さいわたしは、色んなことが上手にできなくて・・・でも、いつかきっと出来るようになるもん!今はその途中だもん!」この言葉にハッとさせられました。そう言えば、私も昔は「小さいわたし」でした。幼い頃の色んなことを思い出しました。知っているつもりでも忘れがちなこと。小さな子供たちには、いつだって不安があること。この絵本を読んで、とても優しい気持ちで「小さいわたし」のことを見守れそうです。


ちいさなあなたへ

ちいさなあなたへ

作:アリスン・マギー 絵:ピーター・レイノルズ (主婦の友社)

子供には、少し難しいと思いましたが、4歳の娘に読んでやると、「大人になってわたしに赤ちゃんができたら、ママがわたしにしてることをわたしも赤ちゃんにしてあげよう」って言ってました。この絵本は、自分の母親もかつては、赤ん坊だったことを分かり易く伝えてくれています。そして、自分もいつの日か母親になる日が来るかも・・・。時の流れを優しく語りかけるように、母であることのすべてを描いた感動的な作品です。


地球をほる

地球をほる

作:川端誠 (BL出版)

夏休みの思い出作りに、ツヨシと隣のケンタは地面に穴を掘って、地球の裏側のアメリカに行ってみようと計画します。家族総出で万全の準備をします。地球の中心はドロドロに溶けていて真っ直ぐには掘れません。お姉さんのサクラと、斜めに掘って掘って、お姉さんのペンフレンドの家を目指します。各ページの絵と文に角度がついていて、日本を出発したときに縦書きだった文章も、アメリカに着くと横書きになっています。途中から日本語以外に英語も登場して話が進むという、小学生から大人までご家族で楽しめる絵本です。


ちっちゃなほわほわかぞく

ちっちゃなほわほわかぞく

作:M.W.ブラウン 絵:G.ウィリアムズ 訳:谷川俊太郎 (童話館出版)

クマのような謎の動物の一家、「ほわほわ家族」が愛情たっぷりの幸せな生活を送っています。自然に親しみながらゆったりと過ごす1日が描かれた、心から癒される絵本です。


ちゅーとにゃーときー(土佐弁名作昔ばなし)

ちゅーとにゃーときー(土佐弁名作昔ばなし)

作:デハラユキノリ (長崎出版)

猟師に狙われたサルを助けたおじいさんは、お礼に一文銭を貰います。すると、おじいさんはみるみる大金持ちになりました。オモシロおかしな土佐弁のネズミ、ネコ、サルの昔話です。登場人物全員が純粋な善人でないところが、怖くもあり、おかしくもあるのですが、せりふが土佐弁なので全体がおもしろくなっています。ぜひ坂本竜馬になりきって、土佐弁のせりふを読み聞かせてください。


ちょっとだけ

ちょっとだけ

作:瀧村有子 絵:鈴木 永子 (福音館書店)

この作品を読み終えてホロリとしました。2人目の子供が生まれた時の、上の子の心の内が深い愛情とともに表されていることに感動しました。赤ちゃんが生まれたので、「なっちゃん」は、お姉さんになったと頑張りますが、眠くなった時だけはママに甘えたくなって「"ちょっとだけ"でいいから抱っこして」とお願いしてみます...。これから、お兄ちゃん・お姉ちゃんになる子供たちの背中を「ぐん」と後押ししてくれる素敵な絵本です。


つみきのいえ

つみきのいえ

作:平田研也 絵:加藤久仁生 (白泉社)

一人のお爺さんが海の上に突き出た家に住んでいます。この町では、海水が少しずつ上がってくるのに、よその土地に引っ越したりしないで、上へ上へと新しく増築していったのです。ある日、家の増築中に工具を落としたので、海中に潜っていき、かつて住んでいた家を順に下へ下へと訪れます。海の底に沈んだ家には、妻や娘や孫たちとの暖かい思い出がぎっしりと詰まっていました。とても穏やかで心温まるお話です。この絵本はアニメ化され、09年度のアカデミー賞を受賞しました。


どっからたべよう

どっからたべよう

作:井上洋介 (農山漁村文化協会)

今日は、うれしい特大日!センベイに、タイ焼き、ワタアメ、ソフトクリーム、トウモロコシ、何でもすべて特大サイズの日です。さぁ、どっから食べよう!「大好きな食べ物が何でも特大になったら…」を描いた楽しい絵本です。表紙の絵のように、豪快なタッチと色使いで、とても印象的な絵で色んな食べ物が登場します。お話も、絵と同様にリズムがあって、テンポよく進みます。字が読めるようになったばかりの小さなお子様にもオススメです。


どっしーん!

どっしーん!

作:岩田明子(大日本図書)

「急げ、急げ、急がなくっちゃ!」ウサギくんが大きな木の角を曲がろうとした時に、シカくんとぶつかって合体し、ツノが生えて"ウサシカ"になりました。続いてワニくんにどっしーん!今度はウロコのある"ウサシカワニ"になりました。ぶつかった動物の特徴が加わって、どんどん色んな動物に変化していくリズミカルな繰り返し、幅広い年齢のお子様が大喜びする絵本です。


ともだちごっこ(おれたち、ともだち!)

ともだちごっこ(おれたち、ともだち!)

作:内田麟太郎 絵:隆矢なな (偕成社)

キツネの住む森にやってきたテンは、笛がとても上手なカワイイ女の子です。でも、ちょっとヘンです。キツネがもっと笛を聴きたいというと、「それなら、明日から3日間オオカミさんに会わないで!キツネくんは、あたしだけの友達!」と、ワガママを言います。オオカミとキツネのお互いに相手を思いやる友情と、自分から友達になりたいって、なかなか言えないテンの気持ちを温かく見守っている絵本です。"ともだち"・・・それは見えない絆で結ばれたかけがえのない大切なもの、お子さまとご一緒に是非お読みください。


どろぼうがっこうぜんいんだつごく (かこさとしおはなしのほん)

どろぼうがっこうぜんいんだつごく (かこさとしおはなしのほん)

作:かこさとし (偕成社)

泥棒学校のくまさか校長と生徒たちが牢屋に入れられてから40年も経ちました。ようやく校長が脱獄計画を立てました。準備万端整って明日は脱獄の日です!ところが、思わぬ出来事が待ち受けていました!ページをめくるたびに起こる予想外の展開に大人も子どももドキドキするやら呆れるやらで、笑いが止まらなくなります。


にじいろのしまうま

にじいろのしまうま

作:こやま峰子 絵:やなせたかし (金の星社)

虹が消えてゆく時に、森の奥で虹色のシマウマが生まれました。アンパンマンの作者による挿絵によって、色んな動物たちが個性的な表情で登場します。お互いへの思いやりが自然と子供心にしみていくような素敵な絵本です。


ねこのピートだいすきなよっつのボタン

ねこのピートだいすきなよっつのボタン

作:エリック・リトウィン 絵:ジェームス・ディーン (ひさかたチャイルド)

ねこのピートはカラフルなボタンが4つ付いてるシャツが大のお気に入りでした。ラップ調で自慢のボタンの歌を歌っていると、ボタンがひとつ、またひとつ取れて、最後には一つもなくなりました。”形あるモノは、いつかなくなる”、”出会いがあれば、別れもある”という素敵な物語が始まります。


バナナこどもえん ざりがにつり

バナナこどもえん ざりがにつり

作:柴田愛子 絵:かつらこ (童心社)

バナナこどもえんのカッキーとアーくんがザリガニつりに出かけます。アーくんが捕ったザリガニが脱皮したので、本物そっくりの抜け殻を見て驚きます。カッキーがザリガニを家に持って帰ると言い出します。抜け殻を持って帰れと言われて泣き出すアーくんでしたが、最後に我慢します。集団生活の中で成長していく子供たちを生き生きと描いた絵本です。


ぴたっとヤモちゃん

ぴたっとヤモちゃん

作:石井聖岳 (小学館)

くっつくのが大好きなヤモリのヤモちゃんは、今日も誰かにピタッとくっついています。ネコ、カメ、ニワトリ、バッタ、みんなに「やめてよ〜!」と言われても構わずにくっつきます。甘えん坊でちょっとうっとうしいけど、なぜか憎めないかわいいヤモちゃんと、仲間の動物たちが繰り広げる、ほのぼのと愉快なお話です。きっとページをめくるごとにヤモちゃんワールドに引き込まれているハズです。


ぼく、仮面ライダーになる!

ぼく、仮面ライダーになる!

作:のぶみ (講談社)

仮面ライダーになりたいかんたろうは、ラーダーベルトを作り、自転車をバイクに改造し、歴代の変身ポーズもすべて憶えました。でも、まだ、仮面ライダーになれません。幼稚園に行くと、ゴンちゃんがいつものように悪いことをしています。それを見たかんたろうは。。。子供の頃の英雄・・・皆が憧れる「正義のヒーロー」になりたい気持ちは、誰でも心の片隅にあります。そんな夢を叶えてくれる絵本です!


ぼくがラーメンたべてるとき

ぼくがラーメンたべてるとき

作:長谷川義史 (教育画劇)

ぼくがラーメン食べてる時、隣りでミケがあくびした。隣りのみっちゃんは、何してる?隣りの国の子は、何してる?私たちが生きている、この瞬間にも一生懸命生きている子供たちの命を奪う戦争が行われています。ページを進めて、視点が移り行く先の、遥か遠い国には、働く子供や倒れている子供が大勢います。こういうことを豊かな日本に住む子供たちに、大人がきちんと教える必要があると思いました。これは何回読んでも考えさせられる絵本です。


ホットケーキできあがり!

ホットケーキできあがり!

作:エリック・カール (偕成社)

朝いちばん「今日は、でっかいホットケーキが食べたいなぁ」と思ったジャック。でも、すぐには食べられない。まず、小麦を刈り取り、粉にして、次はニワトリから卵をもらい、しぼってきた牛乳をかき混ぜバターを作ります・・・・。ホットケーキは無事に出来上がるのかな?国際的な絵本作家"エリック・カール"といっしょに究極のホットケーキを作れる、楽しい作品です。ふだんの生活で欠かすことのできない食事。ホットケーキに必要な食材を通して、「食べる」・・・ということの大切さを改めて考えさせられる1冊です。


まんまる ハオちゃん

まんまる ハオちゃん

作:やぎたみこ (くもん出版)

岩山で生まれた竜の三人兄弟の末っ子「ハオちゃん」は、竜なのに"まんまる"に太っています。ある日、意地悪な"せんにんちゃん"が飛べずに浮き輪をしているハオちゃんをからかったので、竜の兄弟とケンカになってしまいます。風と雲と雪が飛びかう空の下での大ゲンカ。このままでは雪崩になると思った時に、ハオちゃんが意外な活躍を見せます。疲れた時や落ち込んだ時・・・ハオちゃんを見れば思わず微笑んでしまい、ほっこりした気分になります。


みつこととかげ

みつこととかげ

作:田中清代 (福音館書店)

みつこのトカゲは青色しっぽ。みつことトカゲはトンネルを通り抜けてトカゲの国での不思議な冒険に出かけます。そこで、みつこは、素敵な虹色のしっぽをもらいます。トカゲの国のカラフルなしっぽのトカゲ達がとても魅力的です。お子様とご一緒にぜひ冒険してください。


ミリーのすてきなぼうし

ミリーのすてきなぼうし

作:きたむらさとし (BL出版)

ミリーは学校の帰りに帽子屋さんの前を通りました。新しい帽子が欲しいミリーですが、お金を持っていません。でも、ミリーは飛び切り素敵な帽子を手に入れました。ミリーが手に入れたのは、一体どんな帽子だったのでしょうか?子供達の想像がどんどん膨らむ、とても素敵なお話です。色使いやグラデーションがとてもきれいな、可愛らしい絵ばかりです。お子様とご一緒に、どんな帽子かお話ししてみて下さい。


みんなのこびと

みんなのこびと

作:なばたとしたか (長崎出版)

子供だけでなく若い女性にもキモカワイイと人気のあった「こびとづかん」の続編です。デビュー作の主人公がコビトの魅力に取り付かれたまま成長し、コビト博士として有名になっています。「空飛ぶコビトを見ました!」、「川でコビトを釣り上げてしまいました。飼えますか?」というような各地から届く質問や目撃情報に対して、博士は丁寧に答えます。ユニークで不思議なコビトたちのDVDや関連グッズも売れています。


メガネをかけたら

メガネをかけたら

作:くすのきしげのり 絵:たるいしまこ (小学館)

メガネをかけたら世界が変わったという感動の物語です。「頭がよくなるならかける、宇宙まで見えるならかける」と抵抗していた、メガネをかけたくなかった女の子の気持ちを非常に細かく表現した素晴らしい絵本です。人として大切なものをストレートに描いており、読み終わった後、ほのぼのと温かい気持ちになります。


もう  ママったら!

もう ママったら!

作:寺島ゆか (文溪堂)

1ページ目を読み始めると、「はっ」とした私。。。朝から親子ゲンカをしている光景。可愛い犬の親子の表情に手を取りましたが、中を見てびっくり!なんて新しい、なんてへんてこな絵本なんでしょう。親子でぜひ、楽しんで頂きたい1冊です。私も肩肘を張らずに、たまには「ママをやめる!」って言ってみようかな!


モグラくんとセミのこくん

モグラくんとセミのこくん

作:ふくざわゆみこ (福音館書店)

モグラくんがいつものように土の中を散歩していて、セミの子に出会います。すっかり二人は仲良しになって、一緒に暮らすことになりました。そんなある日、セミの子が「なんだか、息が苦しくない?」と言います。モグラくんは、急いでセミの子を土の上に連れて行きます。セミの子は、立派な大人ゼミになり、その鳴き声が響き渡ります。地中で生きていく生き物の生活を、四季を通じて、楽しく分り易く伝えています。


もぐらとじどうしゃ

もぐらとじどうしゃ

作:エドアルド・ペチシカ 絵:ズデニェク・ミレル (福音館書店)

クルテク(Krtek)は、チェコ語でモグラという意味で、チェコの国民的キャラクターです。モグラくんは、いつも赤い自動車にあこがれていました。そこで、がらくた部品を集めてきて、かわいい自動車を組み立てはじめます。モグラくんが頑張って遂に完成した自動車で楽しいドライブに出かけるというお話です。


もぐらとずぼん

もぐらとずぼん

作:エドアルド・ペチシカ 絵:ズデニェク・ミレル (福音館書店)

たくさんの荷物を入れられる、大きなポケットがついた吊りズボンがほしい!モグラくんは、大勢の森の仲間たちに助けてもらって、ズボン作りに挑戦します。まず、原料になる亜麻を育てる所からズボンができあがるまでの、とっても愉快で楽しいお話です。


もしもしトンネル

もしもしトンネル

作:ひろかわさえこ (ひさかたチャイルド)

うさぎのナナちゃんは隣に引っ越してきたロコちゃんと直ぐ仲良しになりますが、ある日ケンカをしてしまいます。仲直りの切っ掛けは...?笑ったり、泣いたり、怒ったり、幼馴染みとの関係は、ちょっと特別です。これからたくさんの出会いが待っている子供たちにこの絵本を読んでほしいと思います。


モリス・レスモアとふしぎな空とぶ本

モリス・レスモアとふしぎな空とぶ本

作:ウィリアム・ジョイス (徳間書店)

絵本作家の青年モリスは、ある朝、ハリケーンに町ごと吹き飛ばされてしまいます。すべてを失い、失意の彼は、「不思議な空飛ぶ本」に出会い、沢山の本が暮らしている洋館にやって来ます。iPadのアプリで読める電子書籍として開発され、2012年アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞した珠玉のファンタジー映画が絵本になりました。


森のイスくん

森のイスくん

作:石井聖岳 (ゴブリン書房)

全体的に優しいトーンの絵に、読んでいると引き込まれ、まるで自分も森の中にいるような感じがします。森の中のイスくんは、動物たちの人気者です。花や雲の名前など、何でも知っています。「どこから来たの?」と聞かれても、「くふふ」と微笑むだけのイスくん。ちょっぴり不思議なイスくんと森のお友達の物語です。


やまんばあかちゃん

やまんばあかちゃん

作:富安陽子 絵:大島妙子 (理論社)

やまんばあさんは、オリンピック選手やプロレスラーよりも力持ちだという296歳のスーパーばあちゃんです。大昔に富士山の大爆発で飛び出した大きな岩から生まれた時からとても可愛くてスゴい、やまんばの赤ちゃんでした。この絵本で、やまんばあさんの秘密がすべて分かります。


よっつめの約束

よっつめの約束

作:高野優 (主婦の友社)

お姉ちゃんは、会えなくなったパパとのよっつの約束の最後のひとつが思い出せなくて悩んでいます。人生には、時に受け止められないほどつらい出来事が起こります。しかし、この物語の姉弟の柔らかく、幼い心には、しっかり「約束」が残っていました。幼い二人は「約束」を胸に立ち上がり、自らの足で歩き始めます。この悲しみからの再生物語を読んで、「笑いたい時は笑い、泣きたい時は泣こう」という想いを全ての人に届けたいと思いました。


よりみちせんべい

よりみちせんべい

作:山崎克己 (農山漁村文化協会)

各ページの絵が丁寧で大胆な版画で仕上がっていて、人物の表情がとても豊かです。「かきもち」や「しんこもち」など、幼い頃に祖母に食べさせもらったのがいくつも登場します。この絵本を読んでいると、学校から帰る途中で、「寄り道したいな・・・」って思っていた記憶がよみがえりました。夏の暑い日には、友達の家に寄り道して、ジュースをご馳走になったりしました。そんな懐かしい気持を思い出させてくれる作品です。


リタイア犬ポリーの明日

リタイア犬ポリーの明日

作:日野多香子 絵:福田岩緒 (佼成出版社)

盲導犬をリタイアしたラブラドール・レトリバーの「ポリー」は庄司家での生活を始めます。犬を飼いたがっていた小学3年の祐之は、盲導犬としての習性が抜けないポリーに戸惑いを感じます。ポリーと祐之を取り巻く家庭や地域で繰り広げられる盲導犬の素晴らしい活躍を、この絵本を通じて大勢の方に知ってほしいと思います。目の不自由な方の最高のパートナーである盲導犬は、共に人生を歩む心の友でもあるのです。


旅館すずめや

旅館すずめや

作:雨宮尚子 (白泉社)

山奥にある、ひなびた旅館「すずめや」の女将さんは、とってもキュートなスズメです。たくさんの動物たちが泊まりに来る、とっておきの秘湯の旅館です。「すずめや」の女将さんの一日を、暖かな可愛いイラストで詳しく紹介しています。お茶碗、箸置き、和菓子など、数々の和風小物のミニ解説のある素敵な絵本です。


ローズのにわ

ローズのにわ

作:ピーター・レイノルズ (主婦の友社)

世界中を冒険して回るのが夢だったローズは、不思議なティーポットに乗って旅に出ました。たった一人で色んな国へ行って花の種を集めました。ローズが旅の終わりにたどりついたのは、コンクリートだらけの、人々が忙しく行きかう大きな町でした。そこで、ローズが見つけたものは...?何もない、淋しい町に明るい色を...!人生で一番大切なものは何か、教えてくれる絵本です。


ワニばあちゃん

ワニばあちゃん

作:おくはらゆめ (理論社)

心を痛めるニュースに涙する日もありますが、そんな世の中で、面白おかしく和ませ、癒してくれる絵本に出会いました。可愛らしいワニばあちゃんは、一人で生活しているように見えますが、実は、その鼻の穴には「アリじいちゃん」が住んでいました。お互いの顔は見えないけど、いつもいっしょにテレビを見て、二人はいつも仲よしです。"心のゆとり"を思い出させてくれる、とても優しいお話です。


わんぱくだんのどろんこおうこく

わんぱくだんのどろんこおうこく

作:ゆきのゆみこ・上野与志 絵:末崎茂樹 (ひさかたチャイルド)

公園の水たまりで泥んこになって遊んでいた"わんぱくだん三人組"が「まるで泥人形だね!」と笑っていると、いきなり泥人形の兵士が現われました。「さあ!ワル大臣につかまった王様とお妃様を助けに参りましょう!」中世の城に乗り込んで王様を助けようと挑む三人組ですが、次第に追い詰められてしまいます。「わんぱくだん」シリーズは、身近な遊び場からファンタジーの世界へ想像の翼を広げる絵本です。

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漫画

手塚治虫 長編マンガ名作シリーズ

手塚治虫 長編マンガ名作シリーズ

作:手塚治虫

「火の鳥」、「鉄腕アトム」、「三つ目がとおる」、「ブッダ」、「ブラックジャック」など


鉄人28号

鉄人28号

作:横山光輝 (光プロダクション)

太平洋戦争末期に陸軍が開発していた巨大ロボット「鉄人28号」が戦後の日本に現れます。少年探偵、金田正太郎は、鉄人を自由に操れる小型操縦器が悪者に奪われるのを阻止し、鉄人の操縦者になります。正太郎と鉄人が次々と現れる悪漢やスパイたちと対決し、悪に打ち勝っていくというストーリーです。


学習漫画日本の歴史―集英社版

学習漫画日本の歴史―集英社版

編集:笠原一男他 (集英社)

学習漫画「日本の歴史」は、有馬周辺の歴史探訪に興味のあるご家族に人気があります。太閤橋、秀吉像やねね像の言われをお子様に説明する際に重宝です。

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※このページは2007年10月に発行されたものです。
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