イチゴ狩り

●イチゴの歴史
石器時代から食べられていたそうですが、約200年前に、食用として栽培され始めました。北米産と南米産の野生イチゴを欧州に持ち込み、交配した結果、現在のようなイチゴが誕生しました。日本には、江戸時代末期にオランダ人によってもたらされましたが、イチゴの色が血の色を連想させるため、あまり普及しませんでした。明治維新後、本格的に導入され、1899年、日本でも栽培されるようになりました。1960年代までは、春の季節商品でしたが、品種改良や栽培方法の工夫によって、現在では、ほとんど年中手に入るようになりました。
ちなみに、英語の「ストローベリー（ワラの果実）」は、枝がワラに似ているからとか、ワラを敷いて育てるからとか、ワラのように水を吸うからとか諸説があります。

●美味しいイチゴの見分け方
・ヘタが鮮やかな緑色で、反り返っている
・粒々がくっきりと揃っている
・しっかり太っていて色鮮やかに見える

●イチゴの摘み方
中指と人差し指で茎を挟みながら、イチゴの実を親指で押さえてちぎると、きれいに取れます。無理に茎を引っ張ると途中でちぎれてしまい、実がつかなくなってしまう恐れがあります。必ずマナーを守ってお楽しみ下さい。

●美味しいイチゴの食べ方
先端に最も甘味が集中しています。ヘタ側から食べ始めると、甘味が増していくので、最後まで美味しくいただけます。
30秒以上水につけると、イチゴに含まれているビタミンCが溶け出してしまうので、ヘタをつけたままサッと水洗いして食べましょう。

●イチゴの効能
ビタミンＣがとても豊富なため、コラーゲンが生成され、肌のシミやソバカスを防ぎ、体組織細胞の傷を修復します。また、コラーゲンの合成を促すので血管や軟骨、筋肉を丈夫にし、歯ぐきの粘膜にも作用するので、歯槽膿漏の予防に有効的です。

●イチゴの栄養素（100ｇ中の含有量）
カリウム 170 mg、ビタミンＣ 62 mg

●苺(イチゴ)狩り農園：4月上旬～6月上旬

有馬在住（龍泉閣スタッフのブログ）：「イチゴ狩り＠すまいるふぁーむ藤本」＞＞

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