大化の改新の二年後、孝徳天皇が有馬にやって来られました。宮殿を建てるのに十分な木がないか探し回ったところ、杉の木が豊かに育っている山を見つけました。

07そこで、天皇はその山の杉を使って、立派な宮殿を建てました。大喜びした天皇が「この山の功 績は大きい」とおほめの言葉を与えられたので、人々はこの山を「功地山(くむちやま)」と呼ぶようになりました。また、この山の脇にある谷は、杉が切り出 されたことから「杉谷」と呼ばれています。

この時、中大兄皇子や中臣鎌足もお供として一緒に有馬にやってきました。孝徳天皇の子、有間皇子(ありまのおうじ)には、その名から有馬でお生まれになったとの説があります。この他にも多くの著名人が、有馬を訪れています。