神戸市立小磯記念美術館 没後100年大下藤次郎展

日本における水彩画のパイオニアの一人、大下藤次郎(1870-1911)の没後100年にあたり、島根県立石見美術館の所蔵作品を中心に大下の画業を振り返ります。
大下藤次郎は、満20歳を迎える年に「美術界に身を投ぜん」と意見書にしたため、油彩画の基礎を中丸精十郎の画塾で学び始めました。しかし、来日したイギリス人水彩画家の展覧会や、中丸清十郎が所蔵する西洋の水彩画に刺激を受け、油彩画から水彩画へと転向しました。
美しい自然を求めて旅し、風景を丹念に写しとった大下の作品からは、水彩画の技法の追求のみならず、自然に対する謙虚さと水彩画への深い愛情が伝わってきます。また、大下が制作活動と平行して、当時ベストセラーとなった水彩画の手引書『水彩画之栞(しおり)』を著し、水彩画を専門に学ぶための研究所を設立、美術雑誌『みづゑ』を出版するなど、水彩画の普及に努めた功績は、高く評価されています。
 本展では、大下藤次郎の作品を57点と、大下が師事した画家や、彼と同時代の水彩画家たちの作品61点をあわせて紹介します。水彩画隆盛の時代の雰囲気と、水彩画を極めた画家たちの、繊細で濃密な世界をお楽しみください。

神戸市立小磯記念美術館 没後100年大下藤次郎展
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没後100年大下藤次郎展
会期2011年8月27日(土)〜10月10日(月)
休館日月曜日(ただし、9月19日と10月10日は開館)、9月20日
開館時間10:00〜17:00(金曜日は18:00まで、入館は閉館の30分前まで)
会場神戸市立小磯記念美術館
神戸市東灘区向洋町中5-7
入館料大人800円(600円)、高大生600円(400円)、小中生400円(200円)
※入館料の( )内は30名以上の団体割引料金です。
※のびのびパスポート、神戸市老人福祉手帳(すこやかカード)持参の方無料。
※10月2日(日)はKOBE観光の日で入館無料
お問合わせTEL 078-857-5880
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/koisogallery/

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