有馬温泉癒しの森の入り口にある幻のアジサイ「シチダンカ(七段花)」の花が見頃を迎えています。
癒しの森へは、龍泉閣から徒歩で約45分で到着します。
シチダンカは江戸時代末に長崎にやってきたシーボルトが、著書『日本植物誌(フロラ・ヤポニカ)』で紹介しましたが、実物や標本を見たという人が現われず、長らく「幻のアジサイ」と呼ばれていました。
昭和34年に神戸市立六甲山小学校の職員が、六甲ケーブルの沿線で発見し採取しました。その後、シチダンカは、神戸市立森林植物園などでさし木されて増やされ、各地で植えられるようになりました。
ぼってりとした大型のセイヨウアジサイとは違い、小さな星がきらめくように咲くシチダンカは、どことなく気品のある清楚なたたずまいで、六甲山を代表する花としてぴったりです。
白い清楚な花は、とてもきれいで星のようです。
シチダンカの群生は、毎年どんどん広がっています。
有馬川のホタル、念仏寺の沙羅の花、癒しの森のシチダンカ。
この季節の有馬温泉も見所いっぱいです。初夏の有馬温泉へぜひお越し下さい。
6月の新刊です
『モグラくんとセミのこくん』
土の中で生活をしているモグラくんは、いつものように土の中を散歩していました
そこでセミのこくんに出会います・・・
すっかり二人は仲良しになって、一緒に暮らす事になりました
春も夏も、秋も、・・・そして冬も、いつも一緒。
そんなある日にセミのこくんが言いました。
「なんだか、いきが苦しくない?」
生きていく生き物の生活を四季を通して、楽しく、わかりやすく伝えています
6月の新刊です
『あさです!』
朝、お当番のヤギちゃんがおやすみ・・・。
そんなある日、ミュー先生は自ら窓を開けて、お花にお水をあげるのはどうしようかと、みんなにニッコリと笑いかけます・・。
子どもたちは一言かけてあげれば、きっと自分で気づき理解・行動してくれるはず
そんな大人の優しさと、子どもたちへの信頼感が子どもたちの心の中の「気づき」を温め芽生えさせるんですね・・・
このあたたかい絵本を通じて、大人も子どもも
“みんなと助け合うことの大切さ”
“自ら考えて行動する事の素晴らしさ”
“礼儀作法ついて考えさせる”ことを感じて、
「気づき」を信頼し、待つ事の大切さを学べます
なんだろう・・・なんだろう・・・
わすれていることって なんだろう・・・?
たいせつなことって なんだろう・・・。
おとなも子どもも一緒に
思いやり、友情、勇気、
家族の愛情、いのちの尊さ・・・
「大切なもの」が育まれます
ご来館の際にはぜひご家族揃って一緒に読んでいただきたい1冊です
和柄でおしゃれな“ショーツ”が売店新商品で入荷しました
可愛いプリントがおしゃれさんに、ぴったりです
履き心地も柔らかくて心地よく、お土産にも喜ばれるはず
ご来館の際には是非、お立ち寄りください
6月19日(日)・20日(月)に念仏寺で開催されている「沙羅の花と一絃琴の鑑賞会」を撮影させていただきました。
念仏寺の庭には、樹齢約300年の沙羅双樹の木があり、真っ白な花を咲かせます。この花は、1日で散るところから無常を感じる花とされています。
次から次へと咲き、そして散り行く花は苔の庭にちりばめられ、耳を澄ますと落ち花の音もかそけく心澄み渡るといわれています。
沙羅双樹の花を背に、念仏寺住職の法話を聞き、須磨琴保存会の先生方の一絃琴の演奏を聞きました。一絃琴は、一枚の板の上に一本の絃を張っただけの極めて簡単素朴な楽器で、板琴、一つ緒の琴と呼ばれることもあります。
一絃琴の歴史は、一千百余年の昔(平安時代初期)、中納言、在原行平が勅勘を被って須磨の地に流されたとき、渚で拾った板切れに冠の緒を張って琴を作り、岸辺の葦の茎を爪にして、その琴を弾じながら、はるか都を偲び、自らの寂寥を慰めたのが始まりと伝えられています。このため、古くから「須磨琴」と呼び慣らわされてきました。1976年には兵庫県重要無形文化財の指定を受けるまでになっています。
6月19日(日)・20日(月)に開催される「沙羅の花と一絃琴の鑑賞会」では、沙羅双樹の花を背に、念仏寺住職の法話で愉しんでいただいた後、須磨琴保存会の先生方による一絃琴の演奏をお聴きいただくことができます。また、開演前には沙羅の茶会として、お茶と沙羅の花をイメージした限定のお茶菓子をお召し上がりいただきます。
お申し込みは「沙羅の花と一絃琴の鑑賞会特設ページ」の予約フォームよりお申し込みください。
※会場が寺院の為、仏事行事が入った場合中止になることがあります。その際はあしからずご了承ください。
※当日券もございますので、お気軽にお問い合わせください。